広告運用

2019.09.19

さようなら平均掲載順位

みなさん、リスティング運用で「平均掲載順位」は参考にしていましたか?
この「平均掲載順位」の指標が、Google・Yahoo両方で来週には撤廃されます。
リスティング広告運用者なら一度は見たことのある指標かと思いますが、 
検索結果ページに表示される広告の順番を示す指標で、上から何番目に表示されたかの平均を確認することができました。
この指標がもうすぐ無くなります。

撤廃の理由

平均掲載順位を撤廃する理由として、
現在の検索結果において、「順位」よりも「掲載位置」の方が、パフォーマンスの把握に有効だというのがGoogleの考えです。
たとえば、検索結果の下部であっても一番上に表示されれば、順位は1位となります。
そうなると、正確なパフォーマンスが把握しづらいですよね。

新たな指標

平均掲載順位に変わる指標として、Googleが推奨しているのが
「上部インプレッションシェア」
「最上部インプレッションシェア」です。

これらは、広告が表示された回数のうち、検索結果の上部、または最上部に表示された割合を示す指標です。
この指標を活用すれば、掲載位置によってパフォーマンスがどのように変わるのかを検証することができます。

これまで「平均掲載順位」を参考にしていた方は、今後はこの新たな指標を活用していきましょう!