広告運用

2020.01.21

マイクロコンバージョンの活用方法

広告を配信する際、コンバージョンを設定することがほとんどだと思いますが、
マイクロコンバージョンは活用していますか?
マイクロコンバージョンとは、コンバージョンに至る一歩手前のアクションのことで、
うまく活用すれば、広告効果の改善に役立つ指標です。

設定例

「商品購入」がコンバージョンのECサイトの場合、
「商品ページ」「カート追加」「購入フォーム」等、購入の手前のアクションをマイクロコンバージョンとして設定します。

メリット

マイクロコンバージョンを設定することで、
コンバージョンの母数が少ない場合に、運用の判断基準の1つとして活用することができます。
たとえば、「このキャンペーンは、コンバージョンは数日に1件程度だが、マイクロコンバージョンを多く集められている」という状況であれば、コンバージョンのモチベーションが高いユーザーを集められている可能性が高いので、キャンペーン予算を増額して、見込ユーザーを増やそう!という運用方針をとることもできます。

また、コンバージョンデータを使用する自動入札機能を用いる場合、
データが多ければ多いほど精度が上がるため、マイクロコンバージョンで母数を増やす方法も一つの手です。
ただし、マイクロコンバージョンの数が多くても、そこからコンバージョンへ至る率が低い場合は要注意。
本来のコンバージョンに繋がらなければ「結果的に売上が上がらなかった」なんてこともありえるからです。
自動入札のデータとしてマイクロコンバージョンを使う場合は、設定は慎重に行った方が良いでしょう。

まとめ

うまく使えば運用改善の助け舟となる、マイクロコンバージョン。
最終的なコンバージョンは見失わないようにして、上手に活用していきましょう!