リスティング広告

2020.07.10

クリックされない広告=悪い広告でもない

えーーーーー!?広告文はクリック率が高い方がいいんじゃないの!?って思った方、いますよね。
もちろんコンバージョンに繋がりそうなターゲットユーザーにはクリックしてもらいたいです。
ただし、「ターゲットではないユーザー」にクリックされるのは避けたいものです。

基本的に広告媒体は年齢、性別、地域、興味・関心などを指定して広告配信が可能です。
ただし、Yahoo!検索広告は年齢を指定しての広告配信ができません。
例えば、50代向けサービスの広告配信をしたい、
しかしYahoo!検索広告では年齢ターゲティングができない。

さて、こういう時どうしますか?
安直ですが私なら「50代」という単語を広告文に入れちゃいます。

①50代を含む広告文

②50代を含まない広告文
 

①の場合、50代以外の方のクリックはかなり減ると思います。
そしてターゲットである50代の方からすると、
②よりも①の方が自分に合ってるサイトかな?と感じクリックもされやすいでしょう。

年齢ターゲティングがない以上、50代以外の方にも表示はされてしまいます。
リスティング広告はクリック型課金のため、最悪クリックさえされなければ費用は発生しません。

今回は年齢で説明しましたが、ターゲティングがしにくい意欲の面で
ターゲティングしたい場合も広告文に記載するといいかもしれせん。
例えば、転職サイトの広告。
ユーザーは「今すぐ・いい職場があれば・半年後くらい先」など転職に対する意欲がバラバラです。
広告文に刺さりそうなキーワードを含むことでより欲しいユーザーに来てもらうことが可能となります。

クリック率がやたら高い広告があると、狙っているユーザー以外にも表示されているのかな?など
運用している側としては不安になってしまいます。
ターゲットユーザーがクリックしたくなるような広告であり、
ターゲット以外の方にはクリックされない広告がいい広告の1つなのかなと思います。