マーケティング総合

2022.01.18

そのサイトSSL切れてないですか!?

コンバージョンが急に減っている……広告管理画面を確認しても思いあたる原因はなさそう……どこに原因が!?なんてことがたまにあります。そんなときに意外な盲点がLPです。
LPとはランディングページの略であり、検索結果や広告などを経由して訪問者が最初にアクセスするページのことです。配信している広告のリンク先ページと考えてもらっても大丈夫です。

LP自体に不具合やイレギュラーが起こっていた場合、どれだけ広告からユーザーをLPに呼び込んでもコンバージョンには繋がりにくいです。そのイレギュラーのひとつとして挙げられるのが、「SSLサーバー証明書(以下、SSL証明書)の有効期限切れ」。今回はこちらについて考えていきましょう!

SSLとは

SSL(Secure Socket Layer)とは、Webサイトとそのサイトを閲覧しているユーザーとのやり取り(通信)を暗号化するための仕組みです。Webサイトにてデータのやり取りの盗み見(盗聴)やなりすまし/フィッシング詐欺、書き換え(改ざん)を防止するため広く利用されています。SSLを導入するとサイトのURLが「http://~」から「https://~」となります。

SSL証明書とは

SSLサーバー証明書(以下、SSL証明書)とはSSL通信において必要となる証明書です。信頼のおける第三者機関である「認証局(CA=Certificatiou Authority)」にて、ウェブサイトの運営者が正しい運営者であるか否かの審査を行い発行されるものです。SSL証明書があることで、ユーザーはWebサイトの運営情報や通信の暗号化を確認できるため、ユーザーからの信頼獲得にもつながります。

SSL証明書の有効期限が切れたらどうなるの

SSL証明書には有効期限が設けられています。有効期限を過ぎたSSL証明書を利用し続けた場合、安全ではないSSL証明書と見なされてアクセスすると画像のようなエラーが表示されます。


(chromeにて)

広告への影響は

SSL証明書が切れることにより、広告をクリックした後上記画像のようなエラーが表示されます。そこからサイトに無理くりアクセスすることも可能ではありますが、エラーが表示されているサイトはユーザーの心情としては信頼できないサイト・危険なサイトと感じ離脱してしまいます。そのためどれだけ多くのサイト流入があってもコンバージョンには繋がらない……という事態に陥ってしまいます。

みなさんのサイトはSSL証明書切れていないですか?今回は広告を想定してのお話でしたが、もちろん自然流入からでもエラー表示されるサイトはユーザーから不信感を抱かれてしまいます。いま一度SSL証明書が切れていないか要確認しましょう!