解析

2020.11.02

Google Analytics 4(GA4)が出たけど、以前のGAを使う方法

おそらくほとんどの運用担当者が使っている解析ツール、Google Analytics。
2020年10月、これまでのユニバーサルアナリティクス(UA)に代わるものとしてGoogle Analytics 4(GA4)が登場しました。

さっそく使ってみた人は驚いたことでしょう。
これまでとまったく異なる仕様になっていますから。

私も戸惑いました。
え? ビューがない? フィルタもなくなってる!?
えーっ!? 目標の設定画面がない! まさかコンバージョンを定義できない!?
ランディングページは? セカンダリディメンションは?

と、わからないことだらけ。
しかも新しいプロパティを作ったら、GA4になってるし……。
GA4はこれから勉強するとして、とりあえずは以前のGA(ユニバーサルアナリティクス)を使わせてよ……。

ということで混乱しましたが、ちゃんとありました。
ユニバーサルアナリティクスを使う方法。

 

まずは「プロパティを作成」画面。
ふつうに作ろうとすると自動的にGA4になってしまいますが……。

画面下に出ている「詳細オプションを表示」をクリックしてください。

すると、「ユニバーサル アナリティクス プロパティの作成」というチェック項目が出てきます。

このチェックを入れると、従来のユニバーサル アナリティクス プロパティを作成することができます。
GA4とUAプロパティを同時に作ることも可能です。

 

GA4とUA、どっちがいいの?

新しく出たGA4には、Webとアプリを両方計測するのに向いていたり、プライバシー保護に優れていたり、機械学習の精度が高かったりといったメリットがあるようです。
いずれはGA4に統一されていくのだとおもいます。

とはいえ、これまでのアナリティクス管理画面を使い慣れた人にとってはすべてが一新されたGA4は扱いづらいことでしょう。
レポートなども以前と同じ形式で出せなくなります。

今のところ、UAをGA4にアップグレードすることは可能ですが、その逆はできないようです。
ですから、当面の間はこれまでのUAを使い続けてもいいのではないでしょうか。

今すぐ使っているプロパティをGA4にするのではなく(戻せないので)、
新たにGA4プロパティを作ってみて、操作に慣れてからアップグレードすることをおすすめします。

 

GA4に関する情報は、今後もこのブログで発信していきます!